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「♪さかなさかなさかなぁ~♪さかなぁ~を食べるとぉ♪」
「♪あたまあたまあたまぁ~♪頭が良くなるぅ~♪」

「♪さかなさかなさかな~、さかなぁ~を食べるとぉ~♪」
「♪からだからだからだぁ~♪ 体に良いのさぁ♪ 

かなり懐かしい曲と感じた方も多いかもしれませんね。スーパーの鮮魚コーナーや魚の店頭で流れていた曲。(まだ流れているお店もあるかもしれません。)

魚の販売促進を目的に作られた「おさかな天国」という曲です。こちらの曲でどうどうと、歌いながら「魚を食べると体に良いのさぁ~」と言い切っています。この体に良い理由としては、魚に含まれているEPAやDHAが関係してきます。

今回は「EPAやDHA」と勃起不全の原因である動脈硬化の改善について話を進めていきたいと思います。

動物プランクトンを食べた魚にDHAやEPA

魚は肉類と同じ動物性食品です。しかしながら、魚の油は植物性の油に似ていて、中性脂肪を減らしてくれます。

「なぜ魚の油は中性脂肪を減らしてくれるのか?」
ここで関係してくるのがEPAやDHAになります。

一時期は魚を食べると「記憶力が高まる」という話を耳にしていた方もたくさんいたかもしれませんが、今回は魚の油の作用で勃起不全の作用についてお話をしていきたいと思います。

魚に含まれる脂肪にはEPAやDHAという多価不飽和脂肪酸がたっぷり含まれています。魚だけが持っていると言われてい多価不飽和脂肪酸。

EPA DHA 多価不飽和脂肪
エイコサペンタエン酸 ドコサヘキサエン酸 n-3系
青魚の油に豊富に含まれており、医薬品としても利用されており成分。 体内ではEPA(エイコサペンタエン酸)からつくられ、脳や神経組織の機能を高める働き。 植物油や青魚の脂に多く含まれる不飽和脂肪酸の1つ。

ちなみにですが、EPAやDHAが魚にしか含まれない理由として食物連鎖が関連しています。

海中にはαリノレン酸をたくさん含んだ植物プランクトンが存在しています。この植物プランクトンを、動物プランクトンが食べます。

そのため不思議なことに、αリノレン酸を含む動物プランクトンを食べた魚にしかDHAやEPAはできません。

動物プランクトンを小型魚が食べ、それを中型魚が食べ、さら大型魚が食べます。大型魚ほどたくさんのEPAやDHAが含まれていることもわかっています。

この2つの脂肪酸は、動脈硬化を予防するほぼ同様の働きを持っています。

「なぜ魚に含まれているEPAやDHAには動脈硬化を抑制する効果があるのか?」

ここで関係してくるのが、EPAやDHAが中性脂肪の運搬役であるVLDLの合成を抑えてくれるからです。

そもそもVLDLとは?

VLDLとは、日本語に治すと「超低密度リポタンパク質」になります。

「超低密度リポタンパク質」はLDLコレステロールにも関係していますが、抑えることで動脈硬化の予防にもつながります。

VLDLを抑制するEPAとDHA

私たちが食事で取った脂肪はまず小腸で消化されます。

小腸で食物が消化されることで、主に中性脂肪が血液に入り込むことをカイロミクロンと呼びます。カイロミクロンは、血流にのり、エネルギーが必要な全身の筋肉や脂肪組織へと送られます。

この全身の一部である肝臓に運ばれ、肝臓に取り込まれ合成された中性脂肪とコレステロールがアポタンパクと結合することでVLDLに合成され、血液中に放出されます。

VLDLも血流にのって全身をめぐり、中性脂肪を筋肉や脂肪組織へと運びます。ここから一部がLDLに変換し数値が高まることで、動脈硬化に影響を与えます。

ここで青魚の効果になります。

青魚に含まれているEPAやDHAが中性脂肪の運搬役であるVLDLの合成を抑えてくれるからです。このため、全身をめぐり中性脂肪を運ぶことを減らすために、血液中の中性脂肪を減らし、結果としてLDLコレステロールの増加を抑えてくれます。

青魚に含まれるEPAやDHAはどれくらいとるのか?

EPAやDHAは脂が乗っている魚ほど豊富ですが、その分、エネルギーも高くなります。つまりは、取りすぎることで、魚独自の脂肪酸が溜まってしまいます。

そのために、脂がのった魚の食べ過ぎは禁物。あまり意識しすぎるのもよろしくはないのですが、できることなら、「これくらいなら大丈夫」を意識して食事をしたいものです。

EPAやDHAは、魚の中でも特に「イワシ、サバ、サンマ、アジ」など背中の青い青背の魚に多く含まれています。

青魚の種類
アジ、イワシ、マイワシ、ウルメイワシ、サンマ、サバ、ゴマサバ

青魚には、良質なたんぱく質の供給源でもあるので、これまで魚をあまり取られていなかった人は健康のことを考えて毎日のように取りたい所です。

なお、料理を選ぶ場合は、できることなら新鮮な刺し身がおすすめです。理由としては、EPAやDHAが熱に弱いために、焼き魚や煮魚として調理すると若干落ちてしまうからです。

厚労省は日本人の食事摂取基準のなかで、DHAやEPAを、それぞれ1日1000mg以上取ることが望ましいと発表しています。

EAPやDHAが多く含まれる魚(100g中)
魚名 EPA DHA 魚量
1 マグロ 1400mg 3200mg 刺し身5切れ
2 サバ 1600mg 2300mg 1切れ
3 イワシ 1200mg 1300mg 大1尾
4 ハマチ 1000mg 1700mg 刺し身5切れ
5 ブリ 940mg 1700mg 1切れ
6 サンマ 900mg 1700mg 中1尾
7 サバ 900mg 1300mg 中1尾
8 ニシン 880mg 770mg 1切れ
9 銀鮭 700mg 1200mg 1切れ
10 アジ 200mg 400mg 大1尾

ちなみにですが、私が1~2週間に1回のペースでお世話になっているお魚が「マルハのさんまの蒲焼き」です。

スーパーで1缶あたり75~90円で購入していますが、安さも魅力ですが、甘い味付けが美味で食欲を高めてくれるために食欲を高めてくれます。

マルハのさんまの蒲焼きのEPAとDHAの数値はこちらになります。

マルハのさんまの蒲焼き(100g中)
魚名 EPA DHA 魚量
さんまの蒲焼き 1000mg 180mg 1缶

「マルハのさんまの蒲焼き」は、缶を開けてから、そのまま温かい白ごはんと一緒に食べても、十分に美味しくいただいている人も多いかと思います。しかしながら私は、納豆をグルグル混ぜてから、ご飯の上に乗せて、その上に蒲焼を載せて、缶詰の中に残った汁を掛けてから、美味しく頂いております。

 

DHAやEPAが含まれている青魚を毎日食べる

先ほどから話しているように、DHAやEPAを体内に吸収することで、LDLコレステロールを下げる働きもあるために、動脈硬化を抑えてくれます。

動脈硬化が改善できれば、血液の流れにも影響するために、勃起維持にもつながります。

魚を食べる時は、一度にたくさん食べるよりは、1食に取る量を適量(約80g)にして、1日に1回とるようにしたいものです。

そうすれば、魚嫌いな人でも、毎日欠かさず食べることができ、勃起不全の改善にもつながるはずです。