季節を問わずして、どこのスーパーでも、最近はコンビニでも販売している身近な野菜の代表格タマネギ。

私としては、タマネギを細く切り、豆腐と合わせてみそ汁にするのが大好きです。味噌汁を作る時に、いりこと昆布でダシをとり、味噌で味付けをするわけです。味噌汁にタマネギが加わることで、甘みとトロトロ感が加わることで、美味しさを広げてくれます。

このタマネギには、美味しさとともに、血管の機能を高める効果わかっています。

「タマネギ=血管機能?」

今回は、タマネギと血管内皮機能、ケルセチンなどについてお話をしていきたいと思います。

ドロドロした血流が勃起不全

タマネギエキスには、食後の血管内機能を改善することがわかっています。血管内機能が正常であれば、血管が柔軟に拡張するため、内部の血液が流れると考えられています。

「そもそも血管内機能とは?」
まずタマネギエキスの成分を説明する前に、血管内機能について簡単に説明をさせてください。

血管内で血液がサラサラに流れるのが理想。しかしながら、普段の生活環境でこのようなことをくり返すと、次第に血流がドロドロし粘り気が高まります。

血流がドロドロし粘り原因
  • タバコの吸いすぎ
  • お酒を飲み過ぎ
  • 食事で塩分、糖分、脂肪の取りすぎ
  • 太りすぎ
  • ストレスをためすぎ
  • 睡眠時間が短すぎ

ドロドロした血流になることで、血管内の壁に固まりやすくなり、次第に傷害が起こりやすくなります。このような症状を動脈硬化と言います。

動脈硬化のサインの一つに勃起不全が関係します。そもそも勃起とはとは、女性の裸やいやらしい声を耳にすることで、脳が性的に刺激することで、陰茎動脈が拡張し、海綿体に多量の血液が流れ込むことで起こる現象。

しかしながら、勃起はしたものの、そのまま持続ができずに、なえてしまうことを勃起維持やEDと呼びます。勃起維持ができない理由としては、単純に話すと、血液の流入が悪いからです。

性欲が高まり勃起維持が起こるのは、陰茎の細胞に血液型医療に含まれているからで、血液の流れが悪くなれば、性欲が合ったとしてもペニスは硬くならないために、結果として勃起維持にはなりません。

そこで、勃起や勃起維持を取り戻すには、”ドロドロ血液”から”サラサラ血液”にすることが重要。

生活習慣などの乱れ

血液ドロドロ

動脈硬化

血液の量がペニスに伝わらない

勃起不全、ED

「サラサラするなら、生活習慣を改善すれば良いのでは?」
確かに。ただし、カギを握るのは血管内皮細胞です。

血管内皮細胞とは

血管内皮細胞とは、簡単に言え血管の内側にある1つの細胞です。いわば、箱などの内側に紙や布などを貼るようなものです。

血管内細胞の役割としては、”余分なもの”を付着させないような仕組みになっています。

例えば、余分なものとしてエンドセリンと呼ばれる血管を収縮させてしまう物質がありますが、血管内細胞はエンドセリンを細かく収縮します。そのために、血管内細胞は血液や血管の凝固を防いでくれます。

つまりは、血管内皮細胞が正常ならば、動脈硬化や血栓は生じないということになります。

「どうすれば血管内皮細胞を正常に維持できるのか?」
ここで関係してくるのがタマネギエキスになります。成分になります。

タマネギエキス成分ケルセチンの効果

タマネギエキスが食後の血管内皮機能を改善することがわかっています。

最近の研究で、タマネギエキスに活性酵素を抑え、血管内皮機能を改善させる働きがあることがわかっています。

タマネギエキスとは、ケルセチンのことで、ケルセチンはポリフェノールの一種であるフラボノイドです。

ポリフェノールについて

私たちの体には、活性酸素による酸化を抑える働きが備わっています。つまり、活性酸素は悪いわけではありません。

しかしながら、このようなことが影響し”悪い活性酸素”に変わります。

悪い活性酸素になる理由
  • タバコを吸いすぎる
  • 過剰なストレスを溜めすぎる
  • 紫外線を浴びすぎる
  • 水道水を飲みすぎる
  • 焦げた魚を食べ過ぎる
  • 排気ガスを吸いすぎる

悪い活性酸素が起こると、血液ドロドロや血栓の原因になり動脈硬化につながってしまいます。

”悪い活性酸素”から”良い活性酸素”にする、または予防するにタマネギのエキスであるケルセチンの効果になります。

実際に、タマネギのケルセチンにが血管機能を改善したというデータが出ています。

第44回日本動脈硬化科学総会・学術総会で発表されています。ハウス食品はタマネギには血管を保護することで血液サラサラ効果を生み出すと考えられる、血管内皮機能を改善する効果があるのではないか」と考え、研究を行っています。

具体的には、22名の男性(平均年齢44歳)に、ケセルチン51mgを含む濃縮タマネギエキスを1ヶ月間毎日摂取してもらい、継続摂取前後で空腹時及び食後の血管内皮し機能をFMD(血管内機能測定)を標準に比較しました。

その結果として、濃縮タマネギエキスの継続摂取によって、食後の血管内皮機能をしめすFMDの値は5.1%から6.7%に大きく改善されていた。また、空腹時においても、濃縮タマネギエキスの継続摂取によってFMDの値は6.4%から7.2%に改善する傾向が観察されています。

試験概要
22名の健康な男性(平均年齢44歳)に、ケルセチン51mgを含む濃縮タマネギエキス粉末*4を1カ月間毎日摂取してもらい、継続摂取前後で空腹時および食後の血管内皮機能をFMD*5を指標に比較しました。

結果
得られたデータを統計処理したところ、濃縮タマネギエキスの継続摂取によって、食後の血管内皮機能を示すFMDの値は5.1%から6.7%に大きく改善していました
(p < 0.01)。また、空腹時においても、濃縮タマネギエキスの継続摂取によって、FMDの値は6.4%から7.2%に改善する傾向が観察されました。

まとめ
ケルセチンを含む濃縮タマネギエキスの継続摂取は、健康な男性において食後の血管内皮機能を改善することが示されました。タマネギエキスの摂取は、健康な人に対しても血管の健康に役立つ可能性があります。

    つまりこのようなことになります。

  • 男性が1日に51mgのタマネギエキスを吸収
  • 1ヶ月後、食後の血管内皮機能の改善が確認

タマネギエキスを吸収することで、血管内皮機能の数値が高くなった理由としては、タマネギ含まれるセルセチンが”悪い活性酸素”を除去したと考えられています。悪い活性酸素から良い活性酸素に近づけば、血液ドロドロや血栓の原因である動脈硬化の予防や改善につながります。

「タマネギを食べることで勃起不全が治りました」
このような話やネットの記事は見たことはありません。ただし、勃起不全の症状によっては、軽い方なら、毎日かかさず玉ねぎを食べることで、血液の流れが良くなり、勃起維持につながるかもしれません。

試験で使われたケルセチンの量は1日分51mgと紹介されていましたが、これは中サイズのタマネギ1個分(200g)になります。

勃起不全の改善や健康のことを考えるとオススメの野菜です。

ただし、「タマネギが嫌い、苦手」という人もいるかと思います。そのために、タマネギのサプリメントも販売されているので、もし嫌いな人は、ケルセチンのサプリメントを利用し、血管機能の改善・予防を考えてもよいかと思います。