食欲がわかない時に白ごはんだけだと残してしまいます。

そんな時に、梅干しを少し噛じると、すっぱさを感じるため「口の中に何かを入れなくてはいけない」と思い、白ごはんを詰め込むことにつながります。

梅干しの効果は、すっぱさで食欲を高めるだけでなく、健康維持や長期間の保存などにも重要な役割を果たしてくれます。

ただし、1日たくさん食べすぎることでEDになる可能性があります。

「すっぱい梅干しとED?」

今回は「梅干しの塩分、塩分がED、塩分を抑える食品」などについて記載しています。

梅干しは健康的と言われてる理由

古くから民間薬として利用され、軍隊の食糧として重用された梅干し。

現在では、おにぎりやお弁当に使われる日本を代表する漬物です。

この梅干しには、これは美味しさとともに、健康を高める栄養分が含まれています。

ポリフェノール
最近では、特有のポリフェノールである梅リグナンが注目されています。この梅リグナンの作用として、胃潰瘍などのリスクを高めるピロリ菌の活動を抑制する効果、それから新型インフルエンザウイルスの増殖を抑える働きがあることがわかっています。
クエン酸
梅干しの酸味のもとになるクエン酸には疲労回復を助けてくれます。

クエン酸には食物から取り入れたエネルギーを活動のためにエネルギーに変換するクエン酸回路の循環を良くする働きがあります。

このクエン酸回路の働きにより、効率の良いエネルギー生産が活発になることで、疲労物質が造られにくくなります。

つまり、クエン酸が体内にたっぷりあると、元気で疲れにくい体を維持させてくれるということになります。

健康的な体を維持するために、梅干しを食べることは大切です。

しかしながら、梅干しを食べすぎることでEDになる可能性があります。

ここで関係してくるのが梅干しを付ける時に必要な塩分です。

塩分量の多い梅干しがED?

塩分を体内に吸収することは悪いことではありません。過剰に摂取することが問題です。

2015年4月1日より、厚生労働省が日本人の食塩相当量の目標量を発表しています。

健康な成人の一日の食塩摂取量の目安
  • 男性・・・・8g
  • 女性・・・・7g

ご存知かとは思われますが、食塩とは塩化ナトリウムを主成分とする食用の塩。

塩が料理に使われる理由としては、このようなことが関係しています。

塩と料理の関係
  • 酸っぱい味付け
  • 食品の保持期間延長
  • 食材の不要な水分を吸い出す
  • 微生物を抑制し腐敗を防止
  • たんぱく質を凝固させる
  • 食材のヌメリを落とす

梅干しに塩が利用されると、味付けとともに、栄養分を高めたり、保存期間を伸ばすことができます。

しかし、梅干しにもよりますが、1日に2個で食塩摂取量を超えてしまう種類もあります。

たとえば梅干しの中で塩分がたくさん含まれているのが昔ながらの梅干しです。

昔ながらの梅干しとは、調味料などは一切使わずに、色を付けるためにシソの葉と塩分だけを漬け込んだ梅干しです。

なぜ塩分をたくさん漬け込むのかというと、賞味期限を伸ばす作用が期待できるからです。

梅干しを長期間保存するには、腐敗菌の増殖を抑えることが重要。この腐敗菌を付着せずに、死滅する効果が期待できるのが塩分です。

つけ方や塩分濃度、保存環境で賞味期限もかなり変わると言われていまが、約10年保存しても菌がつかずに食べることができることがわかっています。

ただし、大量の塩分量で保存環境を整えておかなければ、完全に腐敗菌を抑えることができません。

腐敗殺菌が付着しないための梅干しを漬けるためには、塩分を20~30%ほど漬け込むことがボーダーラインと言われています

しかし、長期間にわたり梅干しを保存できるというメリットはありますが、塩分がたくさん含まれています。

塩分を約20%で漬け込むと、1粒あたり約4~5gの食塩が含まれていることになります。

1日1食1個の塩分20%の梅干しを食べていると、かなりの塩分量を摂取していることになります。

種類 塩分量 1個の塩分量
昔ながらの梅干し 22% 約4.0~5.0g

 

梅干しとともに、1食あたりの塩分量が多すぎることで、高血圧になるおそれがあります。

塩分が多すぎると高血圧になる

毎日のように食塩摂取量をオーバーするような食事を摂ることで高血圧を発症する可能性があります。

高塩分が原因でEDについての詳しい内容は、他ページに記載しております。

簡単に説明をすると、毎日のよう過剰な塩分を摂取すると血液中の塩分濃度が高くなります。高くなることで、水分で薄める作用が働きます。

そのため全体の血中内の水分が多くなるために、血液の全体量が増大します。血液量が増えると、血管の内壁を押す力が強くなります。

つまりこれが過剰塩分が原因で起こる高血圧です。

高血圧が長期間つづくと、血管の内壁に弾力性が失われてしまい、次第に硬くなります。

これは、先程話したように、血管内の血流の勢いが増しているからです。

増すことと、血管壁にダメージを与えることで、炎症を起こしてしまい、結果として硬くなり分厚くなってしまいます。

内側がどんどん分厚くなれば、血液の流れが悪くなります。つまりこれが、高血圧による動脈硬化です。

動脈硬化を発症すると、血液の流れが悪いために、性的興奮が起こったとしても、ペニスを勃起させるための血液が十分に流れないために、EDが起こってしまいます。

梅干し

毎日過剰塩分摂取

高血圧を発症

高血圧が長期間つづく

動脈硬化を発症

EDを発症

 

昔ながら梅干しはしょっぱいすぎる

個人的な意見となりますが、昔ながらの梅干しはかなりの塩分量が含まれているために、1日に2個も3個も食べている人はあまりいないと思います。

あくまでも個人的な意見とさせていただきますが、4~5年前に青梅の梅まつりが地元(福岡市)で開催され、足を運んだ時に梅農家の方の手作り梅干しを食べさせていただきました。

3年~5年もの古梅干しを頂いたのですが、今でも覚えているのがかなりしょっぱいことです。

ひとかけらを食べただけで、飲み物を飲まないと、口や喉がカラッカラになるほどです。

そのために、私の感想としては、1食あたりに食塩が20%も含まれている梅干しを食べるのは至難かと思います。

現代の梅干しは塩分量は低い?

昔ながらの梅干しは塩分量が20~30%という説明をしました。

現在、スーパーやコンビニなどで販売している梅干しは、賞味期限を伸ばすより、味や減塩を意識した梅干しが並んでいます。

一般の食品に比べ塩分量は多く、はちみつ梅干しも登場した頃は塩分8~10%が一般的でした。

その後、健康志向の需要に合わせて減塩商品が増え、現在は5~6%のものが主流となっています。

種類 塩分量 1個の塩分量
昔ながらの梅干し 22% 約4.0~5.0g
白干し梅 15% 約3.0~4.0g
あっさり味 10% 約1.8~2.0g
カツオ梅干 10% 約1.8~2.0g
カリカリ小梅 8% 約1.5~1.7g
紀州南高梅 8% 約1.5~1.7g
はちみつ梅干し  8% 約1.5g

およそそのために、食塩量も少し少なめで1~2gの食塩量が平均です。

1日に1個の梅干しを食べるくらいなら、そこまで塩分量が高いわけではないために、高血圧になるほどではないと思います。

ただし、これはあくまでも梅干しだけの話。その他に、塩分の高い食品を食べていると、血管に負担を掛けてしまうために、EDや健康のことを考えて、ある程度は意識したいものです。

・塩分の多い食品

調味料
食塩 大さじ1 約5g
ウエスターソース 大さじ1 約1.4g
しょうゆ 大さじ1 約2.6g
減塩醤油 大さじ1 約1.3g
味噌 大さじ1 約1.9g
トマトケチャップ 大さじ1 約1.9g
マヨネーズ 大さじ1 約0.6g
バター 大さじ1 約0.3g

 

加工食品
食パン1枚 60g 約0.8g
ゆでうどん 1球300g 約0.9g
ちくわ 1本(100g) 約2.4g
塩ます 1切(80g) 約4.6g
プロセスチーズ 1切(20g) 約0.6g
ロースハム 1枚 約0.6g
焼豚 1切(25g) 約0.6g

 

外食
焼きうどん 1食 約6.7g
カツ丼 1食 約6.9g
ハンバーガー 1食 約2.2g
焼きそば 1食 約3.8g
カップラーメン 1食 約4.0g
ざるそば 1食 約3g
ラーメン 1食 約6.3g
焼きそば 1食 約4.8g
天丼 1食 約4g
カツ丼 1食 約6.9g
牛丼 1食 約3.3g
親子丼 1食 約5.4g
うな重 1食 約4.7g
寿司 1食 約4g
カレーライス 1食 約3.4g
 ハンバーグ 1食 約3.4g
秋刀魚の塩焼き 1食 約1.5g
生姜焼き 1食 約3g
お好み焼き 1食 約3.1g
サンドイッチ 1食 約2.3g

 

なんだか、このような表を見ると、美味しい食べ物ほど塩分が高いような気がします。

私の大好きなラーメン(特に博多とんこつラーメン)なんかは、1食で塩分が6gを超えてますから。

健康な成人の一日の食塩摂取量の目安
  • 男性・・・・8g
  • 女性・・・・7g

そのために意識したいのが塩分量を意識しつつも、カリウムを摂ることです。

高い塩分にはカリウム

カリウムは、神経などの機能を正常に保つために必要なエネルギーです。

そして、このカリウムは体内の余分な塩分(ナトリウム)をカリウムは体外に出す効果があることから、血圧を下げる事がわかっています。

つまり、「梅干し、ラーメン、カツ丼」など塩分量が高い食事を選ぶ場合は、カリウムが含まれている食品を一緒に取りたい所です。

それから、高血圧の方にもカリウムが含まれている食品はおすすめです。

カリウムの1日の平均摂取量は成人男子で2500mgで、成人女子で2000mgです。

 

カリウムが含まれている食品

いも類
品名 用量 カリウム
さといも 80g 500mg
さつまいも 100g 470mg
じゃがいも 80g 300mg
長芋 50g 200mg

 

野菜類
品名 用量 カリウム
ほうれん草 80g 550mg
たけのこ 80g 410mg
はくさい 150g 330mg
トウモロコシ 100g 300mg
大根 50g 180mg
なす 80g 170mg
ゴボウ 50g 150mg
ブロコリー 40g 140mg

 

豆類
品名 用量 カリウム
あずき 50g 750mg
大豆 30g 570mg
インゲン 20g 300mg
枝豆 50g 290mg

 

果物類
品名 用量 カリウム
グレープルーツ 400g 440mg
バナン 120g 430mg
なし 200g 280mg
メロン 80g 280mg

ただし心がけたいのが、塩分量の高い食品だけを食べたさいにカリウムを意識するのではなく、血圧を安定させるためにも毎日のように1日に2500~3000mgを摂取したい所です。

 

それからもう一点。野菜や果物にたくさんのカリウムが含まれていますが、加熱処理をすることで、約30~40%失われることがわかっています。

つまり、表で表しているのはあくまでも”生”の野菜や果物に含まれているカリウムです。そのため、できるだけ生で食べるほうが、効率的にカリウムを取ることができことを意識しておきたい所です。

塩分とカリウムのバランス

梅干しは栄養分が豊富なので、疲労回復や胃潰瘍などの効果が期待できます。

そして、塩分濃度が高いために、食欲を高め、長期間にわたり賞味期限を高めてくれます。

しかし、塩分が高すぎるために、高血圧の原因になり、そこからEDにつながることも考えられます。

もし梅干しや他の塩分の高い食品を食べる際は、カリウムが含まれている食品を一緒にとりたい所です。

バランスの取れた栄養分を吸収していれば、高血圧の予防や健康維持につながります。