国内のEDの薬であるバイアグラにも、それぞれの容量があります。

この容量は「少ないほうが良いのか、多いほうが良いのか」使い分けをするための判断に迷う人もいるかもしれません。

そのために、今回はEDの薬の容量の少ない、多いについて説明をしていきたいと思います。

容量が多いほど効果が期待できる

まずは簡単位ですが、EDの薬であるバイアグラ、レビトラ、シアリスの容量の説明をしていきたいと思います。

バイアグラの成分シルデナフィル
  • 20mg
  • 50mg

病院や専門医では、ED薬の容量が一番多い薬が処方されるケースが一般的です。

なぜ容量の多い薬が処方されるかというと、強い効果が期待できます。

こちらはEDやAGAなどの治療を行っている浜松町第一クリニックのデータを拝見する容量について確認することができます。

バイアグラの血中濃度
健常成人20名にシルデナフィル25,50,100及び150mgを単回経口投与した時のCmaxはそれぞれ105,192,425及び674ng/mLであった。AUC0-tはそれぞれ231,504,1148及び1977ng・hr/mLであり、投与量に比例して増加した。血漿中のシルデナフィルは終末相における半減期(T1/2)3.23~3.31時間で速やかに消失した。

ここに引用文が入ります。

簡単に説明するとこのようになります。
・血中濃度が高い
・作用時間が速い
・効果時間が長くなる

データを見ると一目瞭然で、容量が少ないよりも多いほうが血中濃度が高いことがわかります。

グラフを見てわかるとおり、バイアグラの用量は25mg → 50mg → 100mg → 150mgと増量するごとに服用後1時間目のピークの血中濃度が高くなっていきます。

現在のところ、国内で許可されているバイアグラの有効成分シルデナフィルの用量は25mg、50mg。
※研究データのため100及び150mgが含まれています。

血中濃度の意味としては、薬を投与した薬物の血液中の濃度を意味します。

簡単に説明すると血中濃度が高いほど、それだけ効き目の強さが比例し、血中濃度が低くなれば作用は弱くなります。

バイアグラの効き目としては、勃起を維持することなので、それだけ血中濃度が高ければ、勃起に対する効果が期待できます。

しかしながら、それだけではなく、血中濃度が高いことで、バイアグラの効果は酵素の抑制による勃起不全だけでなく、海線体の血液流入を活発にするために、勃起時にペニスをカチンコチンに固くする効果も期待できます。

それからもう一点、容量が多いほど効果時間が長くなることもわかります。

個人差などがかなり関係するとは思いますが、一般的には血中濃度の数値が約50μg/Lなら勃起維持の効果が期待できると言われています。

画像を拝見してもわかるように、容量が少ないより多いほうが効果時間が長いことがわかります。

浜松町第一クリニック:バイアグラの血中濃度
25mg 3~4時間
50mg 4~5時間
100mg 7~8時間
150mg 10~11時間

冒頭でも少し話したように、バイアグラは容量が多いほどED改善、ペニスを硬く、長時間続くということになります。

多い容量を選ぶのは金銭的なことが理由

専門医の指示のもとでED薬が処方されることが一般的です。

しかし、患者側から「50mgを処方してください」と医師に声をかける人もいるそうです。

この50mgをお願いする患者さんの一部に、錠剤を半分にして25mgにし服用する患者もいるとのことです。

「25mgで効果があるのなら、最初から医師に頼めば良いのでは?」

半分にして25mgを使う理由は、金銭的なことが関係していると思われます。

病院や専門クリニックでバイアグラの価格は異なりますが、25mgが1錠1300円、50mgが1500円だったと仮定します。

すると、50mgの錠剤をピルカッターなどで半分にカットしすると、25mgの錠剤が2個となり、2回分使用可能となります。

病院などでバイアグラを購入する価格は同じでも、回数が増えるために、25mgではなく、あえて50mgの処方を医師にお願いし、購入する患者もいるわけですね。

25mgの容量で、EDで抱えている悩みを改善ができるのなら、1つの方法としては良いのかもしれませんね。

容量の少ない薬しか服用できない人もいる

容量の多い、少ないについては効果だけでなく、副作用のことも考えなくてはいけない人も中にはいます。

通常、成人で健康的な体の人は1日1回バイアグラの容量25mg、50mgを服用することが基本。

バイアグラを体内に吸収されることで、臓器は異物と判断します。

効果を発揮した後に、血液中から肝臓に分解されて腎臓でろ過されて主に尿中に排出されます。

たしかに初期の段階なら、容量の多い50mgを服用することについては何も問題はありません。

しかしながら、容量の多い薬を長期間にわたり服用すると、肝臓や腎臓に対する負担がかかりやすくなります。
中毒性
特異体質性

あくまでもバイアグラにより、肝機能障害や慢性腎不全の症状を発症するわけではありません。

ただし、肝臓や腎臓の病気を抱えている患者は、バイアグラの容量を使う場合は50mgの服用は危険とされ、25mgの服用が勧められています。

25mgの容量が勧められる患者
  • 肝障害の中等度~重症度の方
  • 腎障害の方
  • 65歳以上の高齢者の方
  • エリスロマイシンやシメチジンを服用している方
  • (細菌を殺菌する薬)

バイアグラの容量が多い50mgは、ED改善に効果率が高く、勃起時のペニスが硬く、効果時間を長くするなどの期待があります。

効果だけを見ると容量が多い50mgを選び、毎回のように服用することが一番の理想だと思います。

しかし、容量が1ランク低い25mgの容量を服用し、納得できる効果を感じることができるなら、50mgを利用し半分にカットすることで、金銭的にもゆとりがでてくるかもしれません。

バイアグラなどのED治療薬で悩みの改善を考える場合、短期目線で容量の多い薬を選ぶ人が多いのかもしれません。

しかしながら、25mgで効き目があるなら、こちらを選んだほうが、金銭的にも、臓器の負担を最小限抑えることにもつながるのかもしれません。