頭皮の前頭部や頭頂部の薄毛に悩んでいる人ならプロペシアという医薬品名を聞いたことがあるはずです。

有効成分フィナステリドが含まれている世界初の飲む発毛剤です。

私は、価格の安さを考えて、プロペシアのジェネリックであるフィンペシアを服用していました。


たしかにプロペシアやフィンペシアは薄毛の予防や改善のために利用する場合は効き目があると思います。

しかしながら、効果とは別の作用に勃起不全が起こってしまう可能性があります。

約5年前だったら、薄毛に関する情報は普及されていなかったと思います。

しかし、現在はインターネットの影響で「AGA、プロペシア、フィナステリ」についてご存じの方も多いのではないかと思います。

そのために、フィナステリドの効果については軽めに話しつつ、そこから副作用であるEDにつなげていきたいと思います。

約1~2分ほどフィナステリドの効果についてお話して、サクっとEDとフィナステリドにつなげたいと思います。

それではフィナステリドの効果についてお話をしたいと思います。

フィナステリド配合育毛剤が男性型脱毛症に効果

フィナステリドはAGAである男性型脱毛症に有効な薬剤です。

男性型脱毛症とは、12歳~17歳の思春期を過ぎたあたりから進行する脱毛症を言います。

男性型脱毛症は、発症時に生え際や後頭部にの髪が薄くなるのが特徴的です。

なぜ生え際や頭頂部が薄くなるのか?
これは5αリダクターゼと呼ばれる酵素の量が他と比較して多いからです。

2種類の5αリダクターゼ
1型5αリダクターゼ

側頭部と後頭部の皮脂腺

2型5αリダクターゼ

前頭部から頭頂部の毛乳頭に存在

5αリダクターゼは、このテストステロンを補助する役割を持っており、健全な体をつくるにはなくてはならない存在。

しかしながら、思春期以降になると、男性ホルモンの一つであるテストステロンが5αリダクターゼ2と悪い方向に組み合わされてしまいます。

組み合わされることで、強力な作用を持ちことで、これが抜け毛の原因に関係します。

テストステロンと5αリダクターゼの組み合わされて「ジヒドロテストステロン(DHT)」に名前が変わりますが、こちらも男性ホルモンの一種です。

このDHTの強力な作用として、頭皮内の毛母細胞に入り込むことで、男性ホルモン受容体をぶっ壊したり、毛母細胞を破壊します。

つまりどういうことかというと、髪の毛に必要な栄養が届かないために、ヘアサイクルが乱れてしまい、抜けやすくなってしまいます。

これがAGAの原因になるわけですね。

そこで頭皮内に強力な作用を持たらせるDHTを抑えるためにフィナステリドを服用します。

フィナステリドが、前頭部から頭頂部の毛乳頭に存在する5αリダクターゼ2型を抑える作用が認められています。

そのために、テストステロンと5αリダクターゼの組み合わせを減らすために、ジヒドロテストステロンの生成を抑えることにつながります。

ちなみにですが、5αリダクターゼ1型と2型の2つを抑制できるのはデュタステリドです。

フィナステリドが酵素以外を低下

フィナステリドが酵素を抑制することでAGAである薄毛の予防に効果を発揮してくれます。

この酵素抑制だけなら薄毛に悩まされている方は問題ないとは思いますが、フィナステリドは他の作用として男性ホルモンの働きを弱くさせる事がわかっています。

そのために男性ホルモン量が低下することにより、勃起不全につながってしまいます。

こちらは米国立生物工学情報センターのデータになりますが、フィナステリドの作用で実際に男性ホルモン量が低下した事がわかっています。

タムスロシンではなく、フィナステリドは勃起障害の重症度を高め、良性前立腺肥大症の男性においてテストステロンレベルを低下させる。

研究:
この研究では、47~68歳(平均57.78±4.81)の470人の男性をフィナステリド(5mg /日)で治療した。52~72歳の男性230人(平均62.62±4.65)の第2コホートをタムスロシン(0.4mg)で治療した。全ての男性は45ヶ月間追跡調査された。3ヵ月おきに、そして各訪問時に、血漿テストステロン(T)レベルおよび国際勃起機能指標(IIEF-EF)アンケートスコアを決定した。

結果:
フィナステリド療法を用いた長期治療は、フィナステリド治療群のIIEF-EFスコアの有意な低下により示されるように、勃起不全(ED)の悪化と関連している。タムスロシンで治療した男性では、EDの悪化は観察されなかった。フィナステライドによるEDの増加は、フィナステリドによる継続的治療では解決しなかった。最も重要なことに、長期フィナステリド療法は総Tレベルの低下をもたらし、性腺機能低下症の状態に寄与した。これとは対照的に、タムスロシンで治療した男性では、Tレベルの変化は認められなかった。

結論:
我々の知見は、BPHを有する男性では、長期フィナステリド療法がタムスロシンではなくEDを悪化させ、総T濃度を低下させることを示唆している。臨床医は、この治療を開始する前に、5α-RIの療法が性機能に及ぼす影響を患者と話し合うことが求められる。

英語で臨床データが記載されているため、日本語翻訳を行っていますが、少しわかりづらいために少し完結に説明をすると。

米国立生物工学情報センターの臨床試験
  • 5mgのフィナステリドを1日1錠投与
  • 47~68歳(平均57歳)、前立腺肥大症の患者470人が対象
  • 全ての患者が45ヶ月間(約4年)服用

最終結果として、フィナステリドを服用することで、血中の男性ホルモン濃度が低下することで、EDが起こりやすいことを発表しています。

同時期に、臨床試験で行われていた前立腺肥大症の薬では男性ホルモン濃度の変化がなかったとも載せています。

それから、長期にわたりフィナステリドを服用することで、男性ホルモン濃度がより低下しやすいこともわかっています。

そのために、服用期間が長期になれば、EDが悪化しやすいことを伝えていますので、軽症から中等症、重症に進行する恐れが考えられます。

フィナステリドを服用することで血中濃度が下がる理由

なぜフィナステリドを服用することで男性ホルモン濃度が下がるのかについて、現在のところはっきりとした原因はわかっていません。

しかし、5αリダクターゼ2型の抑制からみ、男性ホルモン濃度が低下しているのではないかという説があります。

この男性ホルモンが低いことで、勃起不全に大きく関係してきます。

男性ホルモン低下で一酸化窒素の酸性が減少

ペニスを力強く勃起するためにまず性欲を高めることが必須。

エロイこと
  • エロイことを考える
  • エロイ動画を見る
  • エロイ部分を触る
  • エロイ匂いをかく

脳が性的興奮を感知し、そこから脊髄を通り、下半身の勃起中枢の神経へと情報を伝へます。

伝わった神経の一部が反応し一酸化窒素を放出します。

一酸化窒素の役割としては、太い血管において、血管を拡張させるための信号を伝達している重要な神経伝達物質です。

一酸化窒素が、ペニス内部の海綿体にある血管とその周囲にある平滑筋肉細胞内を大きく拡張させることで、大量の血液が流れ込みます。

大量の血液により、海綿体が膨張し、ペニスが硬くなり勃起した状態になります。

ペニスが勃起するためには、脳の性的興奮が勃起神経に伝わり、そして一酸化窒素が放出される必要があるということになります。

しかし、男性ホルモンが減少すると一酸化窒素が放出されない可能性があります。

男性ホルモンは一酸化窒素と合成し、産生する働きがあることがわかっています。

そのために、男性ホルモンが減少することで、当然のように一酸化窒素も合成されなくなります。

たとえ脳内で性的興奮が起こっていたとしても、一酸化窒素が放出されないために、勃起や勃起維持が困難となってしまいます。

男性ホルモンの低下はプロペシアやフィンペシアが含まれているフィナステリドだけではなく、他の医薬品でも同じようなことが起こる可能性があります。

フィナステリドを服用することでうつっぽい?

個人的な意見として、私もフィナステリドが含まれている育毛剤フィンペシアを服用していました。

私は現在35歳ですが、前頭部の薄毛に違和感を感じるようになったのが25歳の頃からです。

最初はドラックストアーなどで販売している育毛剤を1~2年ほど試していました。

しかしながら、全くと行っていいほど効果がなくて、それでインターネットで調べている時に、男性型脱毛症の意味やフィナステリドのことを知りました。

ED治療薬と同様に、フィナステリドが含まれている医薬品をインターネットの個人輸入代行を利用すれば、処方箋はいらず、格安で購入できるということで約5年間使いました。

確かに使う前と比較して効き目はあると思います。
まったく抜け毛の量が減るわけではありませんし、前頭部の薄い部分が完全になくなるわけではないと私は思います。

ただし、使う前と比較すると、抜け毛の量が減り、頭頂部の薄い部分が進行を遅らせることが出来ると思います。

しかしながら、先々のことを考えると副作用の影響などが怖いために約5年で服用をやめました。

フィナステリドの副作用
  • EDが悪化しているのかも?
  • うつ病っぽい症状が出ているのかも?
  • 肝臓に負担がかかっているのかも

この3つは、フィナステリドを服用してから起こっている症状なんですが、はっきりとフィナステリドの副作用なのかはわかりません。

もしかしたら年齢もあるのかもしれませんが、ただ、実際にフィナしてリドが影響して起こることもわかっています。

さきほどフィナステリドとEDについて触れましたが、私としてはうつっぽい症状も起こっているような気がしていました。

うつ病の定義がよくわかりませんが、今までとは違うのが、ちょっとしたことでも深く考え込んでしまうことです。

本当に些細な事なんですが、それでも深く考え込んでしまい、そこから抜け出せないようなことが多々ありました。

特に、夜になって布団に入ってから、仕事のことや先々の将来について考えてしまい、眠れないこともありました。

自分では考えてはいけない「うつ病になるからダメ」とわかっているのに、どんどん深い闇の中に入り込んでしまうわけです。

こんな症状は今までなかった。
布団に入ったら3分も立たずに眠れていたんですが、フィナステリドを服用してから2~3年めに入って、このうつっぽい症状が現れていました。

ただし、先程もお話してように、フィナステリドが原因でうつっぽい、精神的なことが起こっているのかは定かではありません。

もしかしたら年齢的なこともあるのかもしれませんが、フィナステリドを止めてから少し落ち着いているような気はしています。

「フィナステリドの育毛剤をやめると抜け毛の量が増えるのでは?」

現在のところ、飲む育毛剤ではなく、塗る育毛剤だけにしています。

塗る育毛剤は、ミノキシジル配合(15mg)をつかっています。
ジェンヘアー ミノキシジル15%

こちらも多少の副作用があると言われていますが、飲む育毛剤と比較すると、効果とともに副作用は低いです。

とりあえず様子見という感じです。

フィナステリドをやめてから半年はかなり抜け毛の量が多かったです。
※1日に120~150本は抜けていたと思います。
※あまりにも抜けていたために、しっかりと数えていませんが

現在は季節によりますが、抜け毛の量は50~100本。

フィナステリドの副作用を理解した上で使う

男性型脱毛症の悩みを改善するために、フィナステリドを服用する理由は、多少なりとも周りの目が気になる体と思います。

しかしながら、フィナステリドを服用することで、薄毛の原因を抑えることができたとしても、副作用でEDや性欲低下、うつ病が発症する可能性もあります。

EDや性欲低下、うつ病が進行していくと、周りの人のことなどどうでも良くなるのかもしれない、なんだか本末転倒。

私も前頭部の薄毛に悩んでいたために、フィナステリドを利用し、ある程度の効き目を感じていたために、同じように悩んでいる人にはオススメだとは思います。

ただし、効き目の部分だけでなく、副作用が起こる可能性があることも十分に理解して置かなくてはいけません。

あるていど副作用が起こることを理解しておけば、EDや性欲低下、うつ病などをやわらげつつ、フィナステリドを継続して使うという手段も出てくるかもしれません。