日本人の3人に1人は花粉症といわれています。
去年までは全く問題がなかった人も、急に今年から発症する人もいます。

住んでいる場所によって花粉の種類や時期は異なりますが、花粉症が発症するとかなりつらいものがあります。

  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 目のかゆみ

このつらい花粉症の悩みを和らげるために利用するのが花粉症薬です。

薬を服用するだけで、目や鼻の違和感がなくなり、普段通りの呼吸が出来るために、快適な生活を取戻すことができます。

しかし、この花粉症薬の副作用が影響して勃起不全が起こることがわかっています。

「花粉薬で勃起不全?」

花粉薬の効果として鼻内の血管に作用するために、ペニスにも繋がる可能性があります。

今回は、ペニスの海綿体、花粉症のしくみ、花粉薬の副作用、花粉症対策、この流れで説明をしていきたいと思います。

まずペニスが勃起するしくみについてお話をします。

なんだか話が面倒に思うかもしれませんが、勃起に関わる血管内の海綿体と花粉症薬が関係し勃起不全につながります。

そのために、少し話が遠回りになります。
ただ、最初に勃起の仕組みについてお話をして、その後に花粉症、花粉症薬、EDにつなげていきたいと思います。

集中力が途切れるとクシャミが出てしまう可能性があるために、どんどん話を進めていきたいと思います。

勃起のしくみ

私たち男性のほとんどは10代の青春期にオナニーを始めると思われます。
※おそらく
(私は中学一年生の夏でした。)

つまり、その頃からペニスに性的な刺激を与えたり、朝目覚めた時に朝立ちによる勃起をさせていたと思われます。

しかしながら、「なぜペニスが正常から勃起に変わるのか?」と細かな仕組みまでは知らない人が多いと思います。

私たち男性の器官の一つであるペニスには、排泄や生殖行為などを重要な役割をはたしています。

このペニス内部に海綿体という組織が存在しており、勃起に大きく関係してきます。

たとえば、きれいな山を見たり、波の音を聞きながら海をながめても、まず勃起する人はいないと思います。

でも、海を見ながら、きれいな水着を着た女性が視界に入ってきたら、いつの間にか勃起することはありえます。

なぜなのか?

これは、自動的に脳からの興奮がペニスの動脈に届くからです。

先ほどは「きれいな水着の女性」を例えに出しましたが、これはあくまでも”視界”により脳が反応したからで、他にも”聴覚、触、味覚、嗅覚”などの五感で脳が性的に刺激されます。

すると、脳の深い一部である大脳皮質が性的興奮と判断し、活発的に活動を始めます。

脳の性的興奮が背中の神経を通り、下半身の勃起中枢に届くことで、ペニスの陰茎内部である海綿体の神経へと情報が伝わります。

海綿体について

海綿体とは、ペニスにそって3本の組織が並んでいます。そのうちの1つは尿道海綿体です。

尿道海綿体

ペニスの下側にあり、先端は膨らんで亀頭を構成しています。

尿道海綿体の役割
  • 尿の通り道
  • 射精時に精液が流れる通り道
  • 勃起時は大きくなるが、硬くはならない
陰茎海綿体

残りの2つの通り道が勃起に直接関わる陰茎海綿体です。

先ほどの尿道海綿体の上側についてるのがこの陰茎海綿体で、尿道海綿体を両サイドから包むようにして存在しています。

勃起時に陰茎海綿体はまさにカチカチの状態まで硬くなります。
つまり、ペニスの勃起に深く関わるのが、この陰茎海綿体です。

陰茎海綿体に大量の血液

性的興奮の司令がペニスに届くと、勃起をつかさどるバルブがゆるめることで血流が大量に流れ、これが勃起につながります。

バルブの部分がラセン動脈の平滑筋のことで、ゆるめることで陰茎海綿体に大量の血液が流入し内部に圧力が高まることで、ペニスが硬くなり勃起が完成します。

ペニスのしくみ
脳が興奮

中枢神経

ペニスの海綿体

勃起

脳が性的に興奮することで、ペニスの陰茎海綿体の動脈が広がることで勃起が完成します。

ここから勃起と花粉症薬との関係になりますが、少し花粉症についてもお話をさせてください。

花粉症のしくみ

私たちの体は、花粉などの抗原が外から体内に侵入してきたら守ろうとします。

例えば、スギ花粉という抗原が体内に鼻や目から進入してきた場合、体内でIgE抗体と呼ばれる抗体を作り反応します。

IgE抗体とは、アレルギー反応に関わる物質のことを意味します。
です。

IgE抗体はすべての人に同じように作られるわけではなく、作られやすい体質が生まれ決まっています。

このIgE抗体ができた後、再び花粉が体内に侵入することで、鼻や目の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合します。

肥満細胞とは、炎症や免疫反応などの役割を持ちます。名前では肥満がついていますので、”脂肪の肥満”と関係があるように思われますが少し違います。

ふくれた様が肥満と似ているために名がつけられました。

話を戻しまして。
IgE抗体と肥満細胞と結合することで、化学物質であるヒスタミン、ロイコトリエンが放出されます。

放出された化学物質が、鼻内に入り込み、知覚神経や分泌中枢を刺激することで、鼻粘膜の血管拡張に作用します。

鼻粘膜は血管層からなり、この血管が拡張することで血液が大量に流れ込みます。

ここで関係してくれるのが鼻内の海綿体です。

鼻内海綿体に大量の血液が流れ込むことで、水分がしみ出され、鼻粘膜はむくみ、垂れ下がった状態になります。

この状態がつづくことで鼻汁や鼻づまりが起こります。

鼻のしくみ
花粉が体内に侵入

IgE抗体が肥満細胞と結合

ヒスタミン、ロイコトリエンが鼻粘膜の血管拡張

鼻内海綿体に大量の血液

鼻汁、鼻づまり

花粉症薬が血管収縮

花粉症が原因で鼻汁や鼻づまりが起こるのは、鼻内に血管拡張が起こるからです。

さきほど少しお話したように、体内に入り込んだ花粉を化学物質ヒスタミン、ロイコトリエンが体外に放出するために、鼻粘膜の血管が拡張することで、鼻汁や鼻づまりが起こります。

そのために、ヒスタミンやロイコトリエンを抑制する薬を服用します。
すると、血管拡張作用が抑えられ、血管収縮作用の効果が現れます。

この薬が抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬で、言わゆる花粉症薬の成分の一分に含まれています。

抗ヒスタミン薬(よく使われる第二世代)
製品例 成分
アレグラ フェキソフェナジン塩酸塩
アレジオン エピナスチン塩酸塩
ジルテック セチリジン塩酸塩
ザイザル レボセチリジン塩酸塩
エバステル エバスチン
クラリチン ロラタジン
アレロック オロパタジン
デザレックス デスロラタジン
ビラノア ビラスチン

 

抗ロイコトリエン薬
製品例 成分
シングレア モンテルカスト
キプレス モンテルカスト
オノン プランルカスト水和物

花粉症薬を服用したり、鼻炎薬を利用することで、今まで悩まされていた鼻汁や鼻づまりが一時的ですが解消されます。

しかしながら、お話の流れ状、理解されている方もおられると思います。

花粉症薬を使うことで、鼻中だけに作用することで血管収縮作用があるのならばさほど問題はありませんが、体全体に作用が起こります。

そのために、当然のようにペニスの動脈や海綿体にも影響します。

花粉症薬の副作用がED

たとえば、市販薬のアレグラFXは副作用で勃起不全を経験している人がいます。

約20,000人以上を調べたさいに、約150人が勃起不全を体感したというデータが残っています。

しかし、臨床試験などは行われていないために、詳しい明確なことまではわかっていません。

アレグラFXの抗ヒスタミン成分が影響して勃起不全に繋がったのか、はっきりとしたことはわかっていません。

薬を服用するタイミングを変える

花粉症薬を服用する時間を変えるだけでも効果が変わることがあります。

薬により多少の違いはあるかと思いますが、体内に吸収することで、同じ効果が長期間にわたり続いているわけではありません。

肝臓から血液に流れることで、血中濃度が高まります。
つまり、この状態が一番薬の効果が高い状態ということになります。

たとえば、アレロックFXの場合は、血中濃度は服用してから一時間後に最高値に達します。

つまり、この状態だと、鼻づまりや鼻汁には効き目はありますが、性行為に入ると勃起不全になる可能性が出てきます。

たとえがアレロックFXばかりで恐縮ですが、こちらの花粉症薬の作用時間は約12時間です。

そのために、アレロックFXを服用してから、ある程度の時間がすぎさってから、性行為を始めると、副作用が起こりにくい可能性があります。

どうしても花粉症薬を服用することで勃起不全になってしまうという人は、服用するタイミングを変えて見ると少し勃起や勃起維持につながるかもしれません。

ED治療薬の力を借りる

「服用時間を変えても勃起維持ができない」

最終的にはED治療薬を利用するという手もあります。
花粉症薬はED治療薬の禁忌には指定されていないために、併用しても問題はありません。

ただし、花粉症やEDの薬を長期間にわたり服用すると腸や肝臓に負担をかけてしまいます。

EDの薬
  • バイアグラ
  • レビトラ
  • シアリス

そのために、あくまでも最終手段という意識を持ちたいところです。

薬を使わずに健康管理を意識

なにはともあれ、花粉症にやられてしまうために、薬を服用することで、副作用で勃起不全が起こってしまうと思います。

やはり理想的なこととしては、

  • 薬を使わない
  • 花粉症にならないこと

そんなことは花粉症に悩んでいる人からすればわかりきったことだと思います。

私も一時期は花粉症に悩まされていました。
当時は薬にたよることなく、マスクで口と鼻をおおい隠し、花粉をシャットアウトしていましたが、たしかに鼻汁や鼻づまりは悩まされていませんでしたが、長時間マスクをすると耳の裏が痛くなります。

けっきょくは完璧に花粉症を防ぐのは難しい。

ただし、ここ2~3年は花粉症にやられていません。
はっきりとしたことはわからないのですが、健康や勃起不全の事を考えて、毎日のようにヨーグルトを食べているからではないかと持論。

花粉症に効果的なヨーグルト
  • LG21ヨーグルト
  • 森永ビヒダスBB536
  • R-1ヨーグルト
  • カスピ海ヨーグルト
  • ヤクルト(飲料)

スーパーやコンビニで販売しているので、気軽に購入することができます。

ちなみにですが、私が毎日食べているのは「ビヒダスヨーグルトバニラ味4ポット」です。

このバニラ味が本当に美味しいです。
ヨーグルトのバニラ味はダノンビオ「マダガスカルバニラ味」の方が濃くて美味しいです。

でも、色々と調べると、一般的にヨーグルトは100~200mg食べないと効果がないそうですが、森永ビヒダスBB536シリーズは、1日に30mgで効果が期待できるということなので、こちらを選んでいます。

花粉薬やマスクで鼻汁や鼻づまりでも予防はできますが、それ以外におやつ代わりにヨーグルトを食べるのも1つかと思います。