不眠に悩む人は国内で3000万人を超すといわれています。

1日や2日眠れないのならまだしも、毎日のように深い眠りに入れないと、体の疲労だけでなく精神も壊れてしまいます。

そこで不眠症の治療として睡眠薬を利用し、体や脳を休める方法があります。

服用してから効果が発現すると、30分も立たない内に、眠りに入り込むことができます。しかし、睡眠薬の副作用で勃起不全になることがわかっています。

今回は睡眠薬の効果や勃起不全とのつながりについてお話をしていきたいと思います。

あまりにもつまらない記事内容で、薬を服用せずに睡魔が襲ってくる可能性も無きにしもあらずかもしれません、、ZZzz、

とりあえず、「睡眠薬を使いながらも最近は勃起不全に悩んでいる」そんな方に見ていただければ幸いです。

では深い睡魔が襲ってくる前に、どんどん進んで行きたいと思います↓

というか睡眠薬とは?

まずは睡眠薬の「眠る仕組み」ついて少しだけお話をさせてください。

「なんだか面倒くさい話だな~ぁ・・・」
確かに、そのように思うかもしれませんが、この「睡眠薬の効果と勃起不全」が密接に関係するため、できるだけ目を通して頂ければ幸いです。

眠れない悩みを改善するために睡眠薬を利用する人もいると思います。
この睡眠薬には一般的に2種類あり、それぞれ特徴が異なります。

2種の睡眠薬類
  • バルビツール酸系
  • ベンゾジアゼピン系
バルビツール酸系

バルビツール酸系は覚醒系や中枢神経全般に効くため、眠りやすく、不安や緊張を鎮めたりします。

特に、バルビツール酸系は効果が強くあらわれるため、広く処方されていました。

しかし、効果が強い反面、副作用も強いために、安全性の低さが問題とされ、現在は国内の精神科などでは処方されないケースが多いです。

ベンゾジアゼピン系

それに対して、安全性が高いのがベンゾジアゼピン系睡眠薬。

作用として、脳の一部を抑制する働きがあるために、自然に近い形で深い睡眠をとることができます。

現在のところ、病院で最も多く処方されてい睡眠薬がベンゾジアゼピン系と言われています。

 

このベンゾジアゼピン系の副作用が勃起不全に関係します。

不眠症で睡眠薬を服用すると効くワケ

ベンゾジアゼピン系は中枢神経に作用することで眠りを高めてくれます。

布団に入ってもぐっすりとした睡眠が取れないのは、脳が興奮していることが関係しています。

不眠に悩まされている方なら、本やネットでこのような情報を一度は見たことがあるはずです。

一度は耳にしたことがあるはず
  • 寝る前に、テレビを見てはいけない
  • 寝る前に、ゲームをしてはいけない
  • 寝る前に、激しい音楽は聞いてはいけない
  • 寝る前に、難しい本を読んではいけない
  • 寝る前に、難しいことを考えてはいけない

これらは脳の一部である中枢神経系が過剰に興奮状態になるからです。

そのため、興奮した状態を持続していると、眠りたくても深い眠りに入ることが難しくなります。

そこで、不眠症の薬ベンゾジアゼピン系の作用になります。

この薬は、脳内のGABA(GABA受容体)と結合することで、中枢神経の過剰な興奮を抑える作用があります。

GABAとは?

GABAについては、チョコレートのGABAをイメージする人も多いかもしれません。

現在でもスーパーなどで販売されているグリコGABAチョコレートにはアミノ酸がたくさん含まれています。

GABAは「γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を略した名称て、GABAは主に中枢神経を操作することで精神や体を保つことができます。

そのために、しっかりとGABAが働いていなければ、それぞれの作用が低下しやすくなり、精神や体のバランスが崩れやすくなります。

そこで、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬を服用することで、GABAの作用が強まり、不眠の原因である中枢神経の興奮を抑える事ができます。

不眠症薬が中枢神経を抑制させることで、睡眠作用の他にも、このような作用も期待できます。

不眠症薬の効果
  • 不安を和らげる
  • 筋肉の緊張を取る
  • けいれんを抑える
では続いて、睡眠薬と勃起不全の関係について説明をしていきたいと思います。

もしかしたら、この話の流れとして、ある程度は理解されている方もおられるかもしれませんね。

なぜ睡眠薬を服用すると勃起不全になるのか?

睡眠薬ベンゾジアゼピン系の副作用として性欲の減退が報告されています。

「なぜ睡眠薬を服用すると勃起不全になるのか?」

先ほども何度かお話をしているように、不眠の原因として、脳内の中枢神経が興奮することで、覚醒状態が起こるために快眠が取れなくなります。

そこで、不眠症薬を服用することで、中枢神経が抑制され興奮が軽減するために、深い眠りにつながります。

しかし、中枢神経が抑制されることで、勃起不全と関係してきます。

不眠症の薬が中枢神経を抑制

勃起のメカニズムの基本としては、まず脳が性的に興奮をしなければペニスは硬く勃起しません。

脳が性的に興奮
  • 女性の裸を見る
  • きれいな女性を指先で優しくさわる
  • エロティックな声を聞く
  • 興奮する匂いをかぐ

視覚、聴覚、味覚、嗅覚、想像など、五感を通して脳が興奮し、そこから背中の脊髄にある中枢神経を経て、ペニスへと情報が伝えられます。

ペニス内部に伝えられる情報内容は、海綿体に大量の血液を流すことです。

ペニス内にどんどん血液が流入されることで、内側からの圧力が高くなり、正常よりもサイズが膨れ上がり、最終的に勃起が完成します。

つまり、脳が興奮することで中枢神経を通過して初めて海綿体に司令がくだされるわけです。

しかし、ベンゾジアゼピン系薬剤を服用していると、中枢神経が抑制される恐れがあります。

中枢神経が抑制するということは、普段の作業をこなすことができないということになります。

そのため、たとえば(2回目)

脳が性的に興奮
  • 女性の裸を見る
  • きれいな女性を指先で優しくさわる
  • エロティックな声を聞く
  • 興奮する匂いをかぐ

このような性的興奮が起きたとしても、脳からの情報が中枢神経で遮断されてしまい、ペニスの海綿体まで情報が伝わらない恐れがあります。

そのために、睡眠薬を服用することで副作用として勃起不全が起こってしまうわけです。

不眠症の薬「飲むタイミングを意識」

今まで悩まされていた不眠を解消するために睡眠薬を服用することは一つの手段としては大切だとは思います。

しかし、副作用で勃起不全が起こってしまいます。

では睡眠薬をやめるか?勃起不全のままにしておくのか?ということになりますが、ここで睡眠薬の作用時間を理解しておくだけでも、勃起不全を和らげることに繋がる可能性があります。

不眠症に悩まされていた方は、それぞれの不眠症状にあった薬が病院で処方されていると思います。

不眠で起こる基本的な症状。

 

不眠症状
入眠障害 入眠に30分以上時間が掛かる
中途覚醒 夜中に何度も目が覚める
早朝覚醒 朝方に目が覚め眠れない

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は作用時間で4種類に分別されています。

ベンゾジアゼピン系の作用時間
1 超短時間型 半減期が2~4時間
2 短時間型 半減期が6~10時間
3 中時間型 半減期が12~24時間
4 長時間型 半減期が24時間以上

この半減期というのは、薬の最大の効果が半減されている時間意味しています。

そのために、半減期というのは簡単に説明すると「薬のおおよその作用時間」という意味です。

 

ベンゾジアゼピン系の薬について少し紹介したいと思います。

超短時間型 一般名 血中濃度 半減期
ハルシオン 1.2時間 2.9時間
マイスリー 0.7時間 1.70時間
アモバン 0.70時間 3.0時間
短時間型 レンドルミン 1.5時間 7.0時間
ロラメット 1.0時間 10.0時間
デバス 3.0時間 6.0時間
中間型 サイレース 1.0時間 7.0時間
ベンザリン 1.6時間 27.1時間
ロラメット 1.0時間 10.0時間
長時間型 ユーロジン 5.0時間 24.0時間
ネルボン 1.6時間 27.1時間
ドラール 3.42時間 36.6時間

 

血中濃度というのは、服用した薬が血液に含まれた時間を意味しています。

つまり、薬が最高に効く時間帯という意味です。

たとえば、入眠障害で悩まされている患者さんが、超短時間型のマイスリーを服用した場合、血中濃度が0.7-0.9時間なので、1時間も立たずに睡眠に入ることができます。

そして、半減期が約3時間なので、朝に目覚ましを設定していれば、スッキリと目覚めることができるはずです。

このような時間を意識すれば、今まで悩まされていた不眠症を睡眠薬が改善してくれるはずです。

そのため、性行為をする時も時間を考えれば、薬の副作用には悩まされないはずです。

つまり、睡眠薬を飲んでからではなく、その前に性行為をエンジョイしてから、眠る時に睡眠薬を服用すれば、勃起不全は起こりにくく、パートナーと一夜をともにできるはずです。

ただし、睡眠薬の表を見ていただけるとわかるように、長時間型の半減期は24時間以上も作用しますので、薬が吸収してからの時間差によっては、性行為で勃起不全につながってしまう可能性があります。

不眠症に睡眠薬は効果的「だけどタイミング意識」

不眠症薬を服用すると、今まで布団に入って頭が冴えて寝れなかったのが、10分もしないうちに深い眠りに入ることができます。

睡眠をとることで、脳や体の疲労がやわらぎ、不安やストレスが低減されるために、朝から活動的に体を動かすこともできます。

しかしながら、薬を服用する時間を間違えると、勃起不全につながる可能性も大なので、飲むタイミングには注意しておきたい所です。